一
尾久の町とともに
歴史を積み重ねてきたお寺です
碩運寺は、1596年(慶長元年)、附山栄殿和尚を開山として創建されました。1910年に南本所の石原町(現在の墨田区石原)から現在地に移転しています。門前にあるのは、荒川区の史跡板(寺の湯跡)。寺の湯とは、当時の住職が井戸水を検査に出したところラジュウム鉱泉てあることがわかり、大正3年に開業した湯治場で、尾久の町の発展に大きく貢献しました。慶長元年からの歴史を有する当寺は、尾久の町とともに歴史を積み重ね、地元住民の方に愛され続けてきたお寺です。